運用のルール
作成したアセットアロケーション(ポートフォリオ)に従い、投資活動を開始、継続します。簡単な運用ルールを始めに決めておきます。
アセットアロケーション(ポートフォリオ)の維持
アセットアロケーション(ポートフォリオ)を構成する投資商品とそれらの評価額比率を以下の通り維持するよう努めます。
「外国株式(オルカン):外国債券(VGLT)=70%:30%」

投資商品を購入するとき
投資商品を購入する(買い増す)ときは、「オルカンとVGLT」の評価額比率を確認し、7:3の比率により近づくように配分してオルカン、VGLTの両方、もしくは一方を購入する。原則、購入のタイミングは図らない。可能な限り、新NISA口座で購入する。
投資商品を売却するとき
投資商品を売却する(取り崩す)ときは、「オルカンとVGLT」の評価額比率を確認し、7:3の比率により近づくように配分してオルカン、VGLTの両方、もしくは一方を売却する。売却時は売却コスト(手数料や税金)にも配慮する。可能な限り、特定口座から売却/取り崩す。
リバランスについて
リバランスについては時間をかけて考察しました。
ネットで調べてみたところ「Best practices for portfolio rebalancing(Vanguard Research, 2015/11)」というドキュメントと(結構古いドキュメントではありますが)、その内容に準じた幾つかの説明にたどり着きました。その内容は概ねこのようなものです。
リバランスのやり方には百人百様の最適解が存在すると前置きした上で、「年に一度確認して、そのとき5%以上の乖離があればリバランスを行う」というのがひとつの指標になる。
試しにアセットが5%以上乖離してリバランスをする場合のシュミレーションをしてみたのですが、リバランスにかかるコスト(手数料、税金など)を考慮すると、大きなメリットを感じませんでした。また、暴落時に資金を集中投下して株価の反転上昇で資産を増やすようなことも現実問題として無理だと思いました。その結果、行き着いたのがこのような考え方です。
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これまで、リバランスの目的は「投資資産を効率よく増やすこと」と考えていました。しかし、今ではリバランスで投資資産を増やすのは簡単ではないと感じています。リバランスにはコストがかかりますし、それはコストなど度外視した絶好の買い場である暴落時のリバランスでも同じです。例えば、「オルカンが50%暴落して、そこにどこかからかき集めてきた資金を一気に投入して反転上昇を待つ、晴れてオルカンが暴落前価格に戻ったときには投入した資金が2倍になって戻って来る」というシナリオは、理論的には正しそうだけど実現するのはとても難しいです。理由は明白で、私には暴落時に一気に注ぎ込める資金も精神的余裕もありません。つまり暴落をポジティブに捉えて行動できるようなフィジカルもメンタルもないということです。
リバランスの目的が「投資資産を効率よく増やすこと」ではないとすると、リバランスに求める役割、目的は何でしょう?いろいろ考えながらもたどり着いたのは「株式市場に居残るためのリバランス」です。今まで漠然としたイメージでしかなかったリバランスですが、その役割、目的が自分の投資に対する基本姿勢に帰結したことですっきりしました。
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以上より、自分に合った株式市場に居残るためのリバランス方針をまとめてみます。
- 「オルカン ⇄ VGLT」間の資産売買によるリバランスは実施しない。理由はリバランスにコストがかかるため。
- アセット間の偏りは、追加購入時に比率の低い資産を購入、又は売却時(取り崩し時)に比率の高い資産を売却(取り崩し)することでリバランスする。
- 可能な限り新NISA口座で購入し、特定口座から売却する(取り崩す)。