リスク資産綱渡りクラブ月報:2024年2月

リスク資産綱渡りクラブ月報:2024年2月

2024年2月のリスク資産綱渡りクラブ月報です。2024年1月から2ヶ月が過ぎ、日々の株価に一喜一憂していては息切れしてしまうというか、先が持たないなとも思えてきました。のんびりじっくり、日々のリアルな生活に軸足を置くことも大切かなと思ってみたり。かと言って、リアルの生活が軸足を置くに値するほど充実しているわけでもなく、ふぅ。

各指標の月間変動率

各指標の月間変動率を1月から継続して表示してみました。

オルカンは引き続き堅調に推移しており2ヶ月間で12%の上昇に迫る勢いです。年利4%でもありがたいのに2ヶ月で12%弱の上昇、期待値の18倍(=36ヶ月/2ヶ月)。この先、これ以上の反落が来ることも想定しておかないと。ちまたではバブルの警鐘を鳴らす気配もちらほら。

VGLTは2月もドル円為替とVGLT(USD)が相反してVGLT(JPY)価格を100%の±2%で維持してくれています。株式市場の次の暴落が来るその日まで、堅実に毎月の分配金を再投資に回します。

資産の月間推移

2024年1月からの資産推移は以下の通りです。

資産の推移は、2024年1月1日にポートフォリオ「オルカン70%、VGLT30%」で投資を始めたことを想定してグラフにしています。実際には毎月のVGLT分配金(年利数パーセント)があったり、将来にリバランスが発生する可能性もありますが、それらは考慮しないことにします。純粋に「オルカン70%、VGLT30%」での合計評価額推移を確認します。

オルカン100%だと12%弱の上昇ですが、VGLTが30%を占めるので109%程度の上昇になっています。

今月のアセットアロケーション

実際のアセットアロケーションはオルカンとVGLT以外に、若干の日本株式、先進国株式、及び全米株式の各種インデックスファンドを含みます。今月時点のアセットアロケーションと株式債券の比率です。

アセットアロケーション

現在は「オルカン70%:VGLT30%」のアセットアロケーションで運用することを考えていますが、過去に購入したその他インデックスファンドが25%近く混ざっています。

[凡例]

  • Global Equity Indexes:全世界株式インデックスファンド(オルカンなど)
  • U.S. Equity Indexes:全米株式インデックスファンド
  • Developed Country Equity Indexes:先進国株式インデックスファンド
  • Japan Equity Indexes:日本株式インデックスファンド
  • U.S. Bond ETF:米国債券ETF(VGLT)

株式と債券の比率

株式と債券の比率は70%:30%を想定して運用することにしています。昨年末から株式インデックスが上昇しているので株式の比率が71.2%まで上昇しています。このまま75%を超えたときに第1回目のリバランスを実施することになります。できれば新規購入(と将来は取り崩し)をすることで、リバランスをしなくて済めばいいなぁと思ってしまう自分に苦笑してしまいます、保守的だなぁと。性格的にムリなのはわかっているけれど、「株価が上昇してリバランスをできる未来が待ち遠しい!」と自然に思えるくらいだといいのですが。

[凡例]Equity Indexes:株式インデックスファンド、U.S. Bond:米国債券

今月のひとこと

「リスク資産綱渡りクラブ」活動をスタートして2ヶ月。今月も幸い順調すぎる上昇トレンドを持続しています。季節はこれから暖かい春へ向かいますが、投資環境は反対に厳しいトレンドへ突き進む可能性もあるので覚悟しておきたいです。今はただ、できる限りこの上昇トレンドに乗って、厳しい下落相場への備えを少しでも多く蓄えておきたいです。この2ヶ月間の投資環境の春は言わばビギナーズラックのようなものです。将来、最初の下落相場を通り過ぎたあとの春をどんな思いで迎えることになるのでしょうね。

それでは皆さん、来月へ向かいましょう。

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